越年冬祭りに参加しました!

こんにちは。

有隣病院回復期リハビリテーション病棟ブログ担当係です。

2月のブログは「地域連携室」が担当させていただきます。

地域連携室では2023年12月30日に山谷地域で活動しているふるさとの会主催の炊き出しボランティアに参加をしました。

毎年行政の窓口が閉まる12/29~1/3の期間開催されており、場所は隅田川のテラス(河川敷)で行われています。炊き出しの内容は日替わりで変わるそうで参加日は親子丼を、他の日は他人丼やカレー等の調理が予定されていました。また、単に食事提供にという支援だけではなく、⾏政の相談窓⼝へのあしがかりや、ふるさとの会が運営する地域⽣活⽀援センターへの相談会のきっかけなど、年明けの継続的なサポートに向けての側面もあり毎年継続的に行われています。ボランティア参加者の方々も様々でふるさとの会の利用者さんや社会人の方、高校生や最年少は六歳ぐらいのお子さんが参加していました。また、複数日参加している方もおり「炊き出しないと年を越した気にならない」とおっしゃっていました。当日は、9:00集合 9:15-親子丼調理開始 10:30~通称:山谷地区の案内 11:45河川敷へ移動 12:00炊き出しの提供 13:00洗い物等片づけ 14:00解散 。というスケジュールでした。また、炊き出しだけではなく、ふるさとの会の職員が希望者に山谷地区を案内をしてくれ、地域に根差した方からしか聞けないような貴重な話が聞けました。高度経済成長期に労働者が集まる街として繁栄してきた街だそうですが、簡易宿泊所のオーナーの世代交代により簡易宿泊所の数も減少、マンションに建て替えや外人向けのバックパッカー向けにおしゃれにリフォームしたりなどで簡易宿泊所のあり方も変わってきており、利用者自体も減少してきているそうです。また、炊き出しの利用者も多い時は200名を超える列ができ、一日400食以上、延べ2000食以上出す状況だったそうですが、今回参加した日は400食には満たない印象でした。ただ開催時間には50人を超す列ができており、皆さん美味しそうに召し上がっていただいた印象でした。今回参加をさせて頂いて山谷という街のディープな話がきけたり非常に貴重な体験が出来ました。もしご興味がありましたら毎年ボランティア募集されているようなので是非…

炊き出しの様子

泪橋近くにはこの街を舞台とした

「明日のジョー」の像が。