費用負担の軽減になるかもしれません
こんにちは。
有隣病院回復期リハビリテーション病棟ブログ担当係です。
今回は「地域連携室」が担当させていただきます。
地域連携室とは皆様あまり聞きなじみがない部署かと思います。
当院では、社会福祉士と看護師が配置されている部署になります。
入院中の患者さんやご家族が抱える様々な問題やお悩みに対して、社会福祉の専門的知識及び技術に基づき医療ソーシャルワーカーと看護師が、必要な情報の提供や解決の糸口を探すためのお手伝いをさせていただきます。
具体的な仕事内容としては、
・他病院からの転院依頼調整
・ご家族・患者様からの相談受付
(療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助、入院について、経済的な問題、等)
・退院に向けての援助を行っております。
社会福祉制度の中には申請をしないと利用が出来ないものが多くあり、その中には入院中にご本人・ご家族様の金銭負担軽減になる制度が市区町村によりございます。
世田谷区では
①紙おむつの支給・助成
(詳細URL:https://www.city.setagaya.lg.jp/theme/008/005/003/d00007035.html)
一定の条件がありますが、自宅にいるときは紙おむつの現物支給が受けられ、入院中は月額5,000円を限度にオムツ代の助成を受けることができます。
②リフト付タクシー及び予約料・迎車料補助券、ストレッチャー料免除券
(詳細URL:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/001/004/001/d00031057.html)
要介護度3~5の方等こちらも一定の条件がありますが、
迎車料相当額を補助する「予約料・迎車料補助券」、さらにストレッチャーを使用することがある方には、ストレッチャー使用料が免除となる「ストレッチャー料免除券」を給付
を受ける事が出来ます。
入院・退院時に介護タクシーを手配する場合にも使えますので、入退院時の費用負担軽減になります。
同様の制度の有無は市町村ごとによるのですが、
オムツ助成に関しては近隣であれば、杉並区・調布市も同様の制度があります。
杉並区(住民税課税世帯の方:上限7,000円-1割負担分/住民税非課税世帯・生活保護受給者の方:上限7,000円 )
(詳細URL:https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/koureisha/enjo/1004655.html)
調布市(月額上限10,000円)
(詳細URL:https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1181805544396/index.html)
地域連携室は別館2階にありますので、ご相談ありましたらお気軽にお立ち寄りください。
有隣病院回復期リハビリテーション病棟 ブログ係