当院における回復期リハビリテーションの特徴
1.安全・安心なリハビリ環境
①広いリハビリ室
リハビリ室は2部屋あり370㎡と150㎡と合わせて520㎡あります。全国平均(2021年度実績)は481.3㎡となっており、都内にありながら非常に広いスペースでリハビリが行えます。
②広い病棟廊下で行うリハビリ
リハビリ室内でのリハビリを行うだけでなく病棟内においても日常生活にあわせたリハビリや歩行練習も行っています。歩行練習をしている際に車いすの方が並んでもゆったりした廊下です。
③広い敷地内で安全に行える歩行練習
当法人は、病院と2つの特別養護老人ホームがあります。このため法人内の敷地が広く屋外の歩行練習も敷地内で安全に進めていくことが出来ます。
④病院周囲でも安全に行える歩行練習
車の往来の少ない歩道を安全に歩行練習することが出来ます。
2.常勤のリハビリテーション科専門医がいます
リハビリテーション科専門医とは病気や外傷の結果生じる障害を医学的に診断治療し、機能回復と社会復帰を総合的に提供することを専門とする医師です。
リハビリテーション科専門医は全国平均0.73人となっていますが、当院は1名の常勤医が勤務しています。また、非常勤のリハビリテーション科専門医1名も週に1度の頻度で勤務しております。リハビリテーション科認定臨床医においても全国平均0.45人となっていますが、当院は1名の常勤医が勤務しております。
3.回復期リハビリテーション入院料1を算定しています
回復期リハビリテーション入院料は1~5までありますが、当院は最も高い病棟基準である1を算定しており充実した体制を整えております。
4.摂食・嚥下機能障害の検査および治療に積極的に取り組んでいます
飲み込みがうまくいかない方には嚥下内視鏡検査(VE)や嚥下造影検査(VF)を適宜実施しています。内視鏡やレントゲン透視装置を使用して、飲み込みの様子を確認します。この検査の結果により食事摂取困難やむせこみなどの改善に効果的な専門のリハビリテーションを実施しています。